DataClasysとは?仕組みとメリットをわかりやすく解説

DataClasysとは?仕組みとメリットをわかりやすく解説

DataClasysとは

DataClasys(データクレイシス)は、日本製のファイル暗号化・DRM/IRMソリューションであり、文書や画像、CADデータ、動画などあらゆるファイル形式を対象に、情報漏えい対策を可能にするシステムです。

DataClasysの大きな特徴として、暗号化したファイルが常に安全な状態に保たれ、たとえUSBへのコピーやクラウド保存、メール添付といった形で外部に流出したとしても、権限がなければ内容を閲覧できない点が挙げられます。これにより、標的型攻撃や内部不正、人的ミス、デバイスの紛失など、さまざまなセキュリティ課題に対して、データそのものの保護という根本的な対応が可能となります。

DataClasysの主な機能

ファイル暗号化

DataClasysは、Office文書だけでなく、CADデータ、画像、動画、3Dモデルなど、ほぼすべてのファイル形式を暗号化できます。暗号化されたファイルは通常のアプリケーションで閲覧・編集が可能であり、業務フローを大きく変える必要がありません。ファイルは常に暗号化された状態を維持するため、社外に持ち出された場合でも安全性が保たれます。

アクセス制御

DataClasysでは、ファイルの閲覧、編集、印刷、コピー、スクリーンショットなどの操作をユーザー単位で細かく制御できます。さらに、アクセス期限の設定や、組織・役職ごとのポリシー設定も可能です。「必要な人だけが必要な操作を行える状態」を実現することで、機密情報を適切に保護します。

鍵管理

暗号化の根幹となる暗号鍵は、DataClasysのサーバ側で一元管理されます。鍵をユーザー自身が持つ方式と違い、鍵の紛失や不正利用のリスクが低減されます。また、人事異動や退職者の権限剥奪も管理者側で即時対応可能であり、常に適切なアクセス権が維持される仕組みになっています。

ログ管理とトレース

誰が、いつ、どの端末で、どのファイルへアクセスし、どのような操作を行ったかを詳細に記録できます。不審な動作があればすぐに把握でき、情報漏洩が疑われる際の追跡や原因分析にも役立ちます。内部不正の抑止にも効果的で、ガバナンスや監査対応を強化したい企業に最適です。

社外共有時のセキュリティ

DataClasysは社外ユーザーとのファイル共有でも暗号化状態を維持できます。閲覧可能期間や操作権限を社外ユーザーにも付与でき、外部パートナーとの共同作業が必要な場合でも機密情報を安全に扱うことができます。クラウドストレージやメール添付など、共有手段を問わずセキュリティを確保できる点が大きな強みです。

DataClasysを導入するメリット

ファイル自体を守れるため漏えいリスクを最小化できる

DataClasysはファイルそのものを暗号化して保護するため、USB持ち出し、誤送信、クラウド流出、内部不正など、外部に情報が渡ってしまうケースでも、機密内容が閲覧されるリスクを大幅に低減できます。「漏えいしても読まれない」という安心感を持てる点が最大の強みです。

持ち出し・社外共有でも安全なデータ運用が可能

リモートワークやクラウド利用が一般化し、データが社内外に分散する時代において、DataClasysはどこで扱われてもセキュリティを維持できます。場所や端末に依存せず、安全に情報共有できるため、柔軟な働き方に適したデータ保護を実現します。

内部不正や誤送信の対策としても効果的

アクセス制御と詳細ログにより、内部不正の抑止につながります。また、誤送信が起こったとしても、閲覧権限がなければファイルを開けないため、インシデントの拡大を防ぐことができます。

運用負荷を抑えながらセキュリティレベルを引き上げられる

暗号化・鍵管理・権限管理・ログ管理が統合されているため、複雑な運用手順を必要とせず、既存環境を大きく変えることなく導入できます。使い勝手を維持したままセキュリティを強化できる点は、中小企業から大企業まで幅広く評価されています。

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