「外部に流出している」長野県の建設機械メーカーがランサムウェア被害【竹内製作所】

2025年9月17日、長野県の建設機械メーカー「竹内製作所」の米国子会社で、第三者による不正アクセス被害が判明。
ランサムウェア被害だったとされており、データの暗号化と外部への情報流出が懸念されている。

子会社のサーバーは不正アクセスにより一部のファイルが暗号化されており、暗号化されたデータの一部が外部に流出していることが確認されている。
公表時点で他グループ会社での同様の被害は報告されておらず、通常の業務は継続中だという。

TUSは外部の専門家の協力を得て、データの復旧作業や被害の全容調査を進行。
さらなる不正アクセスを防ぐための情報セキュリティ対策を強化しているという。
竹内製作所全体でも同様の対策を講じており、早期の復旧を目指している。
同社は、現時点でこの事件が2025年度の業績に大きな影響を与えることはないと予測しているものの、今後影響が明らかになった場合は速やかに公表する方針とされている。
竹内製作所は、今回の事件により顧客や関係者に多大な心配と迷惑をかけたとして、公式に謝罪を表明。
引き続き、状況の進展に応じて情報提供を行うとしています。

【参考記事】
https://www.takeuchi-mfg.co.jp/

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