オフィス関連製品・サービス事業の「イトーキ」社で、不正アクセス被害による個人情報流出が発生したとのこと。
被害があったのはPCキッティング作業業務の委託先企業で、2024年6月8日に同社のシステムがランサムウェア被害を受けたと報告されている。
これによりサーバー2台、デスクトップパソコン1台、ネットワーク共有領域に保存されていた情報が暗号化されており、中には作業に関連する従業員の個人情報が含まれていた可能性が懸念されている。
影響対象となっているのはイトーキエンジニアリングサービス社の従業員299名分の情報とのことで、利用者名、管理者アカウント、ユーザーアカウントのパスワードなどが含まれていたという。
なお、外部専門機関によると、公表時点では情報流出や二次被害は確認されていないとされている。
イトーキは、個人情報保護委員会と日本情報経済社会推進協会へ報告を行い、セキュリティ強化を進めつつ今後新たな事実が判明した際には速やかに公表するとしている。
【参考記事】
https://www.itoki.jp/