大手事務機器メーカー「リコー」社で、第三者からの不正アクセス被害が検知された。
被害が確認されたのは同社のクラウドストレージサービス「RICOH Drive」で、利用者情報の一部が攻撃者に流出した可能性が懸念されている。
不正アクセスは10月4日に判明、プログラミング言語内の脆弱性を狙った攻撃だったという。
当該不正アクセスによる個人情報の流出は確認されていないものの、4,244件のID情報が流出したとみられており、このうち629件はメールアドレスが含まれていた。
リコー社は、確認された脆弱性の改善および監視体制の強化を実施。
また、影響が懸念される顧客へ「不審なメールは開封せずに削除」「簡易なパスワードは変更」「2段階認証適用を推奨」など個別連絡と注意喚起を行った。
【参考記事】
不正アクセスによる情報流出に関するお知らせとお詫び
https://jp.ricoh.com/