三重県聴覚障害者支援センターにおいて、個人情報が記録された職員用パソコンが不正アクセスを受けたという。
同センター職員がホームページを制作のためインターネットサイトを閲覧時、「トロイの木馬に感染しました」との警告が表示されたたとのことで指示通りに操作したことが不正アクセスにつながったという。
これにより不正なソフトがインストールされ、端末が遠隔操作される事態が発生しており、修理代の要求やウイルス感染、ハードディスク内のデータ流出などの可能性が浮上した。
流出したデータには、約1200名分の聴覚障害者や手話通訳者の個人情報が含まれていたという。
同センターは関係者に個別での謝罪を行っており、調査を継続しつつ再発防止に向けた取り組みを進めるとしている。
【参考記事】
https://www.isenp.co.jp/2023/09/30/99507/
https://www.chunichi.co.jp/article/779014