2025年12月3日、愛知県豊田市教育委員会に勤務していた元職員が、職務上知り得た市民の個人情報を外部に流出させたとして、愛知県警に逮捕された。
同容疑者は今年3月末まで豊田市役所の教育部保健給付課で主査を務めており、在職中、市の業務用パソコンを使って住民基本台帳の情報を不正に閲覧していたとのこと。
少なくとも数十人分の氏名や住所、転入時期などの個人情報を探偵業の業務に利用していた疑いが持たれており、逮捕容疑は2023年12月5日ごろ、1人の市民の前住所や新住所への転入年月日を顧客に伝えたというものだ。
豊田市によると、公務員は原則として兼業が禁止されているが、竹内容疑者は2020年10月ごろから親族名義の探偵事務所を実質的に運営。
浮気調査などを手がけ、年間売上高は3000万円以上に上っていたとされる。
警察は病気休職中も含めて長期間にわたり不正な情報照会が行われていたとみて、追加の被害の有無を調べている。
豊田市は公式サイトで「市民の信頼を大きく裏切る行為であり、心からお詫び申し上げます」と謝罪し、再発防止に向けて情報管理の徹底を図るとしている。
https://x.com/SioGenSui/status/1997147682092241200
https://x.com/eShjczRo4z96160/status/1997202994585100742

