地域情報掲示板「ジモティー」において、第三者による不正アクセスが検知された。
運営のジモティー社によると、不正アクセスが確認されたのは2025年12月5日のこと。
マルウェア感染の兆候を検知し、その後アクセスを遮断。
調査の結果、一部の個人情報が外部から閲覧可能な状態になっていたことが判明している。
不正アクセスにより流出した可能性がある情報として、従業員や元従業員、協力会社の人の氏名とメールアドレス、ジモティー内で特定の項目(家具・求人など)に問い合わせをしたことがあるかどうかを示す情報、ユーザーのメールアドレス、通知設定、公開されているユーザーIDなどが該当しているという。
一方で、クレジットカード情報や銀行口座番号、パスワード、住所、電話番号、マイナンバーなどは一切含まれておらず、一般の利用者が投稿したメッセージ本文や写真なども流出していないと報告している。
ジモティーは個人情報保護委員会に報告済みで、影響の対象者には個別に連絡を進めている。
現在も侵入経路の特定や再発防止策を行っており、サービスそのものの利用や業績への影響は軽微だと説明。
同社は「もし身に覚えのないメールや不審な連絡が届いても、リンクや添付ファイルは開かずに公式サイトからお問い合わせください」と注意を呼びかけている。
【参考記事】
https://jmty.co.jp/
