2025年10月、「ローレルバンクマシン」社が提供する金融機関向けAIサービス「Jijilla(ジジラ)」のサーバーが、第三者による不正アクセスを受けた。
これにより、個人情報の一部が外部に流出する可能性が浮上しており、「第一フロンティア生命保険」社や「野村證券」社などの企業に影響が及んでいる。
不正アクセスは、ランサムウェアが使用されていたとみられており、公表時点で被害の全容は調査中とされている。
この不正アクセスにより、顧客の個人情報(氏名、住所、契約情報など)が流出するリスクが懸念されており、金融機関に関連する情報が含まれていたことから詐欺やフィッシングの被害につながる可能性があるという。
ローレルバンクマシンは事件発覚後、速やかにサーバーを隔離し、セキュリティ専門家による調査を開始。
公式サイトで「現時点で顧客への直接的な被害は確認されていない」とし、引き続き調査を進めるとともに関係者に注意を呼びかけている。

