ボイラーの「三浦工業」またも不正アクセス被害 原因究明と復旧対応つづく

2025年8月、産業用ボイラー大手「三浦工業」社の海外グループ会社を経由した不正アクセス被害が検知された。
社内システムに障害が発生しており、現在も調査が続いている。

同社によると、社内の一部サービスが利用できなくなっており、問い合わせ対応に遅れが生じているとのことで、警察や個人情報保護委員会への報告、外部専門機関と連携して原因究明と復旧を進めている状況だという。

過去にもサイバー攻撃

三浦工業では2024年1月にも不正アクセス被害が発生しており、当時は公式ウェブサイトや会員制サービス「MyMIURA」が改ざんされた。
利用者がアラビア語の通販サイトに誘導される状態になっている。
当時は、顧客の個人情報が保管されたサーバーは影響を受けず、情報流出はなかったとされている。

今回の攻撃は、前回の「ウェブサイト改ざん」よりも規模が大きく、ネットワーク全体への侵入を伴う可能性があるため、市民生活や取引先への影響も懸念されています。
製造業を含む多くの企業が狙われており、再発防止にはグループ全体を対象としたセキュリティ強化が不可欠となる。

【参考記事】
https://www.miuraz.co.jp/

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