概要
12月、都立高等学校を所管する教育委員会は、個人情報の漏洩の可能性がある事案を確認したと発表した。現時点で漏洩の範囲や具体的なデータの種類は調査中であり、影響を受ける可能性のある関係者へ通知を進めている。原因の特定と再発防止策の検討を並行して進める方針である。
詳細な説明
都立高等学校の支援員が、生徒の提出物等に関する情報が記載されたデータを、26人の生徒が所属する都立高等学校の教員及び生徒が使用する情報共有ツールで共有した。教育委員会は情報セキュリティ体制の強化を図り、関連するシステムのアクセスログの精査や権限管理の見直しを進めると公表している。第三者機関の協力を得て、データ保護の現状把握と適切な対応を進める方針を示している。
影響と対策
影響
クラスと番号を表す4桁の数字及び提出物の提出状況等 117人分
対策
今後、当該校において、個人情報の管理に関する研修を実施するとともに、再発防止策を教職員に周知。都教育委員会は、全都立高等学校長に対して、個人情報の取扱い等について再度周知・徹底を図っていく方針である。

