神奈川県二宮町の保育園で、保育士による個人情報の不適切な持ち出しと流出が発覚した。
公表によると、同保育士が園児の緊急連絡表の一部をコピーし自宅へ持ち帰り、その後図書館で借りた書籍に誤って挟み込んで返却したという。
2024年8月22日、図書館利用者が書籍内に挟まれた緊急連絡表を発見したことで問題が発覚した。
なお、緊急連絡表には、保護者19名分の住所、氏名、連絡先などが記載されていたとのこと。
保育園は、影響対象となった保護者に個別での状況説明と謝罪を実施。
再発防止策として、今後は個人情報を鍵付き保管庫で管理し、職員全員で個人情報の取り扱いに関する徹底的な確認を行う方針を示している。
【参考記事】
町立百合が丘保育園における個人情報の持ち出し及び漏洩について