京都市を中心に医療サービスを展開している「室町クリニック」の元看護師が、患者の個人情報を外部の診療所に無断で持ち出したことが判明した。

公表によると2024年2月、元看護師の転職先の診療所から「室町クリニックの患者情報が診療所内のパソコンから発見された」との連絡を受け問題が浮上。
調査の結果、当該元看護師が退職時に306名分の患者情報を無断で持ち出していたことが確認されており、流出した情報には氏名、生年月日、傷病名、既往歴、診療結果、薬の処方内容などが含まれていたという。

室町クリニックは対応として警察に告訴状を提出しており、現在警察による捜査が進行中とされている。
今後の対策として、個人情報管理体制の強化と職員に対する教育や管理体制の徹底を行うとしている。

【参考記事】
個人情報漏洩に関するお詫びとご報告
https://www.muromachi-cl.jp/