介護、医療、教育関連のサービスを提供している「ニチイホールディングス」において、ランサムウェア被害が発生。
被害は8月8日に確認されており、同社グループ内のファイルが暗号化される事態となっており、その件数は約26,000件件とされている。

当該攻撃は、同社子会社である「ニチイケアパレス」社のPCが感染源とのことで、同社や他子会社にも被害が拡大している。
また、暗号化されたファイルには顧客や取引先、従業員、採用候補者などの個人情報が含まれている可能性が懸念されている。

同社は感染したPCを社内ネットワークから切り離し、外部の専門企業も交えて詳細調査を継続。
顧客や関係者を装った不審な連絡が発生する恐れから、専用の問い合わせ窓口を設置して対応を行うとしている。
今後については、被害の拡大防止と再発防止に向けたセキュリティ対策を強化していく方針を示している。

【参考記事】
ランサムウェア被害に関する調査結果のご報告
https://www.nichiigakkan.co.jp/