大宮公共職業安定所において個人情報が流出する事態が判明した。

埼玉労働局によると、A事業所から預かった書類の返却時に、他事業所に関する個人情報が記載されている書類を誤って混入していたという。
同書類には、97名分の氏名、マイナンバー、住所などが含まれていたとのことで、A事業所の担当者が問題に気づき判明している。
原因として、バッグを開けたまま保管していたことや書類の一元的な管理が行われていなかったことが挙げられている。

報告を受けた大宮公共職業安定所は、同日に書類を回収。
今後の再発防止策として、書類の保管方法の見直しや職員間の責任者の明確化、全職員への個人情報保護に関する指導と研修が実施されている。

【参考記事】
大宮公共職業安定所における個人情報漏えいの発生について
https://jsite.mhlw.go.jp/saitama-roudoukyoku/