日本中央競馬会(JRA)は、海外の駐在員事務所に勤務する職員1名が外部からのフィッシングメールによる被害を受けたことを発表した。
この被害により、同職員が使用するメールボックス内に保存されていたJRA職員・競馬関係者などの情報が不正アクセスされており、約500件分のメールアドレスとメールに含まれる内容が被害対象とみられている。

JRAは、当該流出による全影響者に個別での対応を実施。
公表時点で情報流出による二次被害は確認されていないとされている。
今後は海外の駐在員事務所のセキュリティ対策の強化や、情報セキュリティ研修の徹底を通じて再発防止に取り組む姿勢を示している。

【参考記事】
海外の駐在員事務所における個人情報等の漏えい
https://www.jra.go.jp/news/index.html