在籍する医療機関のセキュリティが万全であることは、今日の医療業界では絶対条件となっています。電子カルテの導入や患者情報の電子化が進む中、情報の漏洩や不正アクセスによる被害は、医療機関にとって致命的な結果を招く可能性があります。そこで、この記事では医療機関のサイバーセキュリティ対策の概要と、特に注意すべきポイントについて解説します。

医療機関のサイバーセキュリティ対策について

医療機関では、患者情報の電子化が進む中で、サイバーセキュリティの重要性が急速に高まっています。医療情報システムのセキュリティ確保は、患者情報の保護のみならず、医療サービスの継続性を守るためにも不可欠です。医療機関は、日々の業務においてセキュリティ意識を高め、定期的な研修や最新のセキュリティ対策の導入が求められています。

「医療機関等におけるサイバーセキュリティ対策の強化について」の概要

厚生労働省からは、医療機関向けにサイバーセキュリティ対策の強化を促す通知が発出されています。この通知では、サプライチェーンリスクの全体確認、リスク低減のための措置、インシデントの早期検知、適切な対処と回復のプロセス、金銭支払いに対する対応などが含まれています。医療機関はこれらの指針に従い、サイバーセキュリティ対策を講じることが重要です。

「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」の概要

「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」では、医療情報システムを安全に管理するための具体的な対策が提案されています。このガイドラインには、オンライン資格確認の導入、ネットワークセキュリティの確保、ゼロトラストセキュリティモデルの適用、サイバー攻撃に対する具体的な対応策などが含まれています。医療機関は、このガイドラインを参考にして、医療情報システムのセキュリティを向上させることが求められます。

医療機関のサイバーセキュリティ対策のポイント

職員へのセキュリティ意識向上を目的とした教育の実施

医療機関におけるセキュリティ対策の基盤は、職員一人ひとりのセキュリティ意識にあります。定期的なセキュリティ研修の実施や、最新の脅威に対する情報共有を通じて、職員のセキュリティ意識を高めることが重要です。

インシデント発生時の対応

医療機関は、サイバー攻撃が発生した場合の対応プランを事前に準備しておく必要があります。インシデント対応チームの設置や、連絡体制の構築、復旧計画の策定などが求められます。

セキュリティソフトの導入など技術的な対策

最新のセキュリティソフトウェアの導入や、システムの定期的なアップデート、パッチの適用は、外部からのサイバー攻撃を防ぐために必要な対策です。また、不正アクセスの試みを検知するための監視システムの導入も有効です。

米国でも医療機関に対するサイバー攻撃が増加傾向

世界的に医療機関を狙ったサイバー攻撃が増加している中、特に米国では医療情報へのランサムウェア攻撃が顕著に報告されています。これらの攻撃は、医療機関の運営に重大な影響を及ぼす可能性があり、日本の医療機関も高度なセキュリティ対策の実施が急務です。

このように、医療機関のサイバーセキュリティ対策は多岐にわたります。厚生労働省から提供されるガイドラインや通知は、医療機関が直面するリスクに対応するための貴重なリソースです。医療機関は、これらの資料を活用して、患者情報の保護と医療サービスの安定性を確保するための対策を講じる必要があります。

引用:厚生労働省 医療分野のサイバーセキュリティ対策について

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