福岡県の大刀洗町で、個人情報の回収が不可能となる事態が発生した。

町によると、行政区長に貸与していた「世帯主一覧」、「世帯主異動一覧」の計約70世帯分が回収不能となったという。
これは、2024年12月9日に当該区長が死亡し、その後の遺品整理の過程で書類が所在不明となったことによるもの
所在不明の書類には、2023年度と2024年度の世帯主の氏名、住所、生年月日が記載されていた。
なお公表時点で、個人情報が外部に流出した事実は確認されていないと説明されている。

町は対応として、該当地区の役員へ概要を説明し、住民に回覧文書で事案に関する通知と謝罪を実施。
今後の対応として、行政区長に対し個人情報の適切な管理を周知するとともに、個人情報の取り扱いに関する運用を見直し、再発防止に努めるとしている。

【参考記事】
https://www.town.tachiarai.fukuoka.jp/default.html