建設・重機など土木系事業を中心に展開している愛知県の「サンエイ」社で、ランサムウェア被害と個人情報流出の疑いが判明した。
2025年4月5日早朝、サーバーへの不正アクセスが確認され、サーバー内に保存されていた各種ファイルが暗号化されていることが判明した。
これを受け、同社は直ちに外部専門家と連携し、調査と復旧作業を開始。
併せて、関係機関への相談も行っている。
現在、サーバー内の一部業務データが暗号化されアクセスできない状態が続いており、被害への対応として関連サーバーを社内ネットワークから切り離すなどの措置が講じられている。
また、情報流出の有無や範囲についても、外部専門家の支援を受けながら調査を進めている状況だという。
同社は、被害の全容や原因の特定にはなお時間を要するとしており、今後、詳細が判明次第、改めて報告を行うとしている。
サンエイ社は「お取引先様、関係者の皆様に多大なるご心配とご迷惑をお掛けしていることを深くお詫び申し上げる」とコメントしている。
【参考記事】
https://www.san-ei-kk.co.jp/