名古屋市立の高等学校で、生徒の個人情報を含むUSBメモリが紛失する事案が発生した。

2月13日、教員が生徒の成績情報を記録した学校貸与のUSBメモリを使用し、学年末の成績会議に参加。
その後、本来の保管場所に戻さないまま、校外で部活動の指導を行い、帰宅した。
翌14日、USBメモリを確認しようとした際に紛失に気付き、問題が判明した。
校内や自宅を捜索したが発見できず、警察署へ遺失物届を提出。
その後、管理職へ報告して全教職員で改めて校内外を捜索したが、発見には至らなかった。
なお、紛失したUSBメモリには、生徒約640名分の氏名、学級名、出席番号、保健や体育の成績、欠課時数などの個人情報が保存されていたとのこと。

学校は該当する生徒と保護者に経緯を説明し謝罪。
再発防止策として、個人情報やUSBメモリの管理を徹底するとともに、原則として記録媒体に個人情報を保存しない方針を強化するという。

【参考記事】
https://www.city.nagoya.jp/shisei/category/345-18-12-0-0-0-0-0-0-0.html