さいたま市内の市立小学校において、児童の学校生活の様子を記録したSDカードの紛失が相次いで発生していることが分かった。
いずれのケースも個人情報が保存された記録媒体の管理が不十分だったことが原因とされている。
2件の紛失事案が発生
最初の事案は、2024年5月に市内の小学校で発生。
特別支援学級の児童16名の写真約100枚と動画約10本が保存されたSDカードを含むデジタルカメラ1台が紛失している。
担当教諭が教室の机上に置き忘れた後、行方が分からなくなり、警察に被害届を提出するも、未だ発見には至っていない。
次の事案は、2025年1月に北区内の小学校で発生。
一般学級の児童61名の写真約50枚が保存されたマイクロSDカード1枚が、教職員用パソコンに挿したままの状態で紛失した。
複数の教職員が校内を捜索したが見つからず、警察に相談の上で紛失届を提出。
市の教育委員会にも報告されている。
いずれのケースでも、紛失した記録媒体による個人情報の流出は確認されていないとのこと。
管理体制不備と対策
市教育委員会は相次ぐ記録媒体の紛失について、「個人情報を含む記録媒体の管理が徹底されていなかったことが原因」と説明。
対策として、個人情報管理に関する校内研修の実施やSDカードやデジタルカメラは施錠可能な場所で一括保管、撮影データは速やかに削除して記録媒体に残さない運用を徹底するなど挙げている。