化学メーカー「ラサ工業」社において、個人情報が含まれたノートパソコンなど盗難し情報流出した可能性が判明した。

公表によると2024年6月6日、ヨーロッパへ出張していた従業員のブリーフケースが盗難被害に遭遇。
その後、警察に盗難を報告するも発見には至っていないとされている。
なお紛失したパソコンやブリーフケースには、同社グループ企業約40名の従業員とビジネスパートナー約3,100名分の個人情報である氏名、会社名、メールアドレス、写真などが含まれていたとされている。

同社は紛失発覚後、当該従業員のアカウントを停止し、すべてのパスワードを変更。
また、遠隔での監視システムを使用した調査からは、第三者によるデータの不正使用や侵害は確認されていないとのこと。
今後の対策として、情報管理体制の見直しや従業員全員の個人情報への取り扱いについての認識を向上させ再発防止を図るとしている。

【参考記事】
https://www.rasa.co.jp/