静岡県の「磐田市立総合病院」は、オンライン上に患者の個人情報を誤って掲載していたと公表した。

報道によると、同病院医師が行った臨床研究に関連する論文が、オンライン専門の医学雑誌内に患者情報が掲載されていたとのことで、公開された後に医師の知人から指摘を受けて判明している。
同医師が提出したデータは非表示になっていたはずだったが、論文掲載時に確認不足により気付かれず公開されたという。
なお、誤って公開されていたのは17名分の患者情報で、氏名、性別、年齢、病歴などの個人情報が該当するとのこと。

事態の判明後に論文内の個人情報は削除されており、病院は速やかに政府の個人情報保護委員会に報告している。
同病院院長は、「個人情報の取り扱いにおいて、当該医師の認識不足から、関係する皆様にご迷惑をおかけしたことについて、深くお詫び申し上げます。今回の件を厳粛に受けとめ、個人情報の取扱いやチェックについては、同様のミスが発生しないよう、あらためて全職員に周知徹底し、市民の皆様の信頼回復に努めてまいります。」とコメントし、対応策の徹底を表明している

【参考記事】
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/937118?display=1
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1391394.html