GoogleのDDoS攻撃対応チームは、過去最大のDDoS攻撃を観測したとするレポートを公表している。

8月に観測されたDDoS攻撃は、過去最大とされている昨年の攻撃と比べ約7.5倍の規模のものだったとされている。
Googleは当該攻撃をブロックしたものの、多くのインターネットインフラ企業に影響を及ぼす結果となっている。
観測されたDDoS攻撃は、1秒あたり最大で3億9800万もの負荷をかけていたことが確認されており、2分間の計測でWikipediaが1カ月間に受けるリクエストを超す数値にあたるという。
また、新たにHTTP/2の「Rapid Reset」という技術も使用されていたとのことで、Googleサービスをはじめとするネットインフラ企業をターゲットにしていた。

企業組織がDDoS攻撃を受けた場合、膨大なアクセス負荷がかけられ運用するサーバーの受信リクエストの処理能力を使い果たす可能性が懸念される。
これにより被害を受けた企業組織はビジネスの損失やアプリケーションの利用不能という状況に陥る広範な影響が出るとされている。
GoogleはDDoS攻撃への効果的な対策に向け、観測された攻撃方法や脆弱性、セキュリティパッチ、対策技術などの情報を業界内で共有、安定的なサービス継続を目指す対応を進めている。

【参考記事】
https://cloud.google.com/blog/products/identity-security/google-cloud-mitigated-largest-ddos-attack-peaking-above-398-million-rps?hl=en
https://japan.zdnet.com/article/35210103/